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川人早貴のあいうえお

あ 芥川龍之介
中学のころ、国語の教科書でのファーストコンタクト以来のファン。
「こんなに格好いい文人がいるのか」と、彼の小説を読み漁り、厨二病を発症する。
い イマジネーション
要するに妄想力。
日常生活のいろいろな場面で発揮される私の得意技。
演劇にもいかされているはず。たぶん。きっと。
う うどん
地元のアイデンティティ。
思春期には「うどんなんて嫌い!」なんて言っていたけれど、今は大好き。
私の成長と共にある食べ物。
え 映画館
平日の朝、人のまばらな映画館に行くのが好き。
なんだかダメなことをしているような、謎の背徳感に襲われる。
右手にはポップコーン、左手にはオレンジジュース。これが私の最強の布陣。
お 大きい服
なにかとだぼついた服が好きなので、私服は大きめのサイズを買ってしまう。
「君の本当の体型がわからない」とよく言われる。でも好きだから着ちゃう。しょうがない。
か 要潤
地元に帰ると、「ようこそ香川県へ」とうどんを掲げた彼がいつも出迎えてくれる。看板だけど。
うどん県知事様。
き きのこ
いやらしい意味ではない。
きのこが好き。きのこ料理が好き。きのこのバター揚げとかきのこの炊き込みご飯とか。菌とは思えないおいしさ。
決していやらしい意味ではない。
く 黒こげの卵焼き
料理が苦手で、いつも卵焼きを焦がしてしまう。
卵焼きだけではなくて、目玉焼きもスクランブルエッグも焦がしてしまう。
当面の目標は、焦げてない卵料理を作れるようになること。
け 劇団月光斜
立命館大学の劇団。
汗で変色した衣装を着て、舞台上で必死に走り回る先輩を見て「あ、ここだ」と思い立って入団を決意した一回生の春。
いろんな人と出会い、いろんな人と別れ、演劇の楽しさや厳しさを知った場所。
こ こたつ
冬はこれがないと生きていけない。生活必需品。
一回入るとなかなか出られない、魔性のもの。気が付くと、こたつから手が届く範囲内が生活テリトリーになっている。
さ 散歩
徒歩3時間くらいなら歩いて移動できるな、と思ってしまう。
あてもなく歩いて、気付いた時には迷子なんてことはよくある。Google mapを開いてみるけど、私は方向音痴で地図が読めない。友達に電話して迎えに来てもらう。
し しまうま
昔、初対面の人に「しまうまに似てるね」と言われたことがある。
馬っぽいけど、馬ほどスタイリッシュでもないから、とのこと。
そんなに馬面ではないと自負しているので、私のどこをどう「馬らしい」と受け取ったのかずっと疑問に思っている。
す スプラッシュマウンテンの熊
昔、初対面の人に「スプラッシュマウンテンの頂上にいる熊に似てるね」と言われたことがある。
あれは誉め言葉だったと今も信じている。
せ 背中
先輩の背中を追いかけ、同期に背中をあずけて、後輩の背中を押してあげる。
そんな学生時代だったような気がする。
いつか、私の背中を追いかける人が現れるのだろうか。
私はもうしばらく背中を追いかける人でありたいと思う。
そ その日が来たら
ハルカトミユキの曲。
私が初めて主役として舞台に立った時のカーテンコールの候補の曲。思い出のたくさんつまった曲なので、聴くと絶対に泣いてしまう。
「その日が来たら さようならさ」
「その日」なんて来なければいいと思っていたけれど、「その日」が来ないのもいやだなと思う。
た 卓球
中学の頃は卓球部だった。
バスケ部やバレー部と体育館を取り合って、負けたら体育館のエントランスに卓球台を広げて練習した。そんなに強いわけではなかったし、練習もきつかったけれど、なんだかんだ楽しかったし、卓球は好き。
たまに温泉で卓球をやるとわくわくする。
ち ちびまる子ちゃん
私が初めて泣いたアニメ。
はまじが一生懸命に集めた野草を「これ晩飯に使ってよ」と母親に差し出すシーンで号泣。
ちなみに一番好きなキャラクターは、はなわくん。
つ 津軽りんご
りんごは好きだけど、津軽りんごがなんであそこまでおいしいのか、いまだに私にはわからない。
とにかくおいしい。別格。別格のおいしさ。
父が青森に出張に行ったときにたくさん買ってきてくれた。あの時ほど父を尊敬したことはない。
て 天元突破グレンラガン
大好きなアニメ。
カミナの兄貴の漢気に惚れ、ヨーコの色気に惚れ……。
とにかく熱い暑いアツいアニメ。
と トイレ
扉を閉めると完全に個室になる、素敵な空間。
密室。スマホや本を持ち込んで何十分も籠ることがある。
一人の時間がほしい時にはここに限る。
な 納豆
嫌われがちな食べ物だけど、私は好き。
大粒か小粒かでいうと小粒派。三食納豆でも飽きない自信がある。中学の頃から好きで食べ続けているので、私の半分くらいは納豆でできているんじゃないかと思う。
に 苦い思い出
先生のことを「お母さん」と呼んでしまったり、みんなの前で発表する時に声が裏返ってしまったり。そんな日常の小さな「苦い思い出」が積み重なって心が強くなっていくのです……。
ぬ ぬいぐるみ
おばあちゃんの家にある、大きな熊のぬいぐるみ。
小さいころからお気に入りで、顔をうずめたりして遊んでいた。
私の何倍も大きかったぬいぐるみが、今では片手で持ち運べる大きさになってしまった。
私は成長しすぎた。
ね 寝る前のカフェオレ
あたたかければなお良い。
コーヒーだと苦いし、ココアだと甘い。カフェオレだとちょうど良い。
寝る前にカフェオレを飲むと、寝覚めが良くなるのでよく飲んでいる。
の 残りもの
福があると信じている。
福がなくても、ものを残すのは忍びないので残さないように気を付けている。
は バクマン。
原作・大場つぐみ、作画・小畑健。週刊少年ジャンプで連載されていた、週刊少年ジャンプを題材にした漫画。
「友情」「努力」「勝利」をここまで追及した漫画
ひ 昼寝
夜どんなに寝ても、昼には絶対に眠くなる。
人は、睡眠欲には抗えないのだと知る。
ふ ふとん
私の生涯のパートナー。
ふとんの中で生涯を終える覚悟がある。
私の生涯は君に捧げる。
へ へちま
小学生のころ、学校の裏庭で育てていた。
いまだにへちまの存在意義とかよくわかってないけれど、人生そんなもんだよなと思う。
ほ 本屋
3時間くらいなら余裕でいられる。
漫画コーナーも文庫本コーナーも雑誌コーナーもどこも平等に回る。
背表紙を見て、内容を想像するのが好き。イマジネーションが試される。
ま まくら
睡眠にはなくてはならないもの。
高すぎても低すぎても眠れないので、自分の頭にジャストフィットするまくらに出会えた瞬間は天にも昇るような気持ちになる。
み ミュシャ
アルフォンス・ミュシャ。画家。
広告画を初めて見たときは「さぞ綺麗なお姉さんが描いているんだろうな」と思ったけれど、普通のおじさんだった。
画集を3冊買うくらいには好き。
む 無限洞
立命館大学の東門を出たところにあるご飯屋さん。
ご飯もケーキもおいしい。お店のそこら中に昔の演劇公演のチラシが貼ってあって、とても落ち着く。
おすすめは豚の生姜焼き定食(レディースサイズ)。
め 名探偵コナン
「完結していない漫画は買わない」と言っていた母が唯一買い集めている未完結漫画。
単行本の作者挨拶での青山先生の死に様がいつも楽しみ。
も もやし
財布に優しい食材、もやし。
料理は苦手だけど、もやしを使った料理のレパートリーは豊富。
もやしの味や形というか、もやしという概念に魅せられている。
ありがとう、もやし。
や 焼肉
肉の部位の名前とか、おいしい肉とか正直分からないけれど、「肉を食べる」という行為が好きなんだと思う。
「何が食べたい?」と聞かれれば、たいてい「肉」と即答する。
ゆ 湯船
シャワーより、湯船につかる方が落ち着く。
ただ、うちはユニットバスなのでなかなかお湯をはろうという気にならない。そんな時は銭湯へ。銭湯最高。
よ 夜中のカップラーメン
背徳感の塊。でもやめられない。
夜中という時間がそうさせているのか、ラーメンという食べ物がそうさせているのか。
ら ラブライブ!
女子高生たちがスクールアイドルを目指すアニメ。
幕が開いた瞬間に客席にだれもいない瞬間を知っている彼女たちは、だれよりも強いと思う。
り 両親
お父さんとお母さん。
人並みに思春期や反抗期もあったけれど、それでも家に帰るといつも「おかえり」と言ってくれる。なくてはならない存在。
る ルパン三世
誰もが知っているであろう国民的アニメ。
「またつまらぬものを斬ってしまった」ごっこはとても楽しい。
いまでも時々やる。
れ レインコート
雨の日には傘をさすだけでは安心できないので、レインコートを着ることにしている。「イモムシみたい」とよく揶揄される。
ろ ローソン
近所にあるコンビニ。
特にスイーツがおいしい。100円ローソンは私の味方。
わ わたしが一番きれいだったとき
茨木のり子の詩。
高校生の私に「戦争」を教えてくれた。
「こんなに怖いんだよ」「くりかえしてはだめだよ」とは言われ続けてきたけれど、彼女の主観で語られた言葉が、一番胸に響いてきた。
彼女の言葉はとてもきれいだった。

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