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ART COMPLEX 1928 POWER PUSH COMPANY
京都芸術センター制作支援事業
悪い芝居vol.9『最低の夢』作・演出 山崎彬

■作品紹介

キャッチコピー

芝居を観よう。芝居を観よう。どうせ観るなら『悪い芝居』を観よう。

1クールで終了した深夜番組が、僕の部屋でリメイクされる!
何故か股間に突起物つけて、つまんなければ即カットジェットフライ!

君に愛 君の自由に愛 自由を駆使し、僕の部屋から去ってく君にも愛
絶望の淵に立つ度に、邪魔してくるのはいつも愛
「愛が邪魔して、釣りあわねぇ!!」と、夢の中では叫びたい。

悪い芝居最新作!!
性器末ミラクルキラーカットアクト『最低の夢』!!
全裸で電車に乗ったのですが、20分ほど、世界は静かでした。必見。
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あらすじ


「最低は、これ以上落ちることもないが、上がることもない。
あがった時には、他もあがってる。だって、最も低いってことだもん。」

そこはUFOがやたら見える田舎町。
数年前から、空を飛んでいるUFOがやたらと目撃され、今ではちょっとした観光地になっている。

そんなこととは関係なく、地元在住の栄太くんと小鳥ちゃんのカップルは、空いているラブホテルを車
で探していた。UFOが見え始めて以来、観光に来たカップルがついでにラブホテルに宿泊するため、ほと
んどのラブホテルが連日満室。
実家暮らしの栄太君と小鳥ちゃんにとってUFOは、ものすごく腹の立つUFOだった。

イライラしながら猛スピードでラブホテルを探していると、空にUFO発見、当然脇見運転。

その時、車道に飛び出して来た女の子を車ではねてしまう。
その女の子は、この町でUFOを最初に見つけた女の子だった。

そこに、舞台俳優を目指す青年、正社員になるよう勧めてくる青年のバイト先の社長の息子、
チャラチャラした男を好きになってしまったために彼を振り向かせようと無理やりチャラチャラ
したギャルになろうとしている内気な女の子、なんかに、
もちろん宇宙人が絡みあったりして展開していく物語は、脱線ばかりを繰り返す。

目の前の問題とは別に、突然空に現れるUFOたちに心動きながらも、なんとか問題を解決していく人々の
さまを、どうしようもないテンションと意味不明な演出展開で魅せしめる悪い芝居の最新作。
言うなれば、現代若者向け不条理芝居。
物語ではなく脱線を楽しむかのように、スムーズに進まない展開にイライラさせられてください。
見つからないラブホテルを探してるつもりで。どうぞ、ご期待あれ。
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団体紹介

悪い芝居【わるいしばい】
 2004年12月24日、旗揚げ。京都を拠点に、東京・大阪と活動の幅を広げつつある若手劇団。ぼんやりとした鬱憤から始まる発想を、刺激的に勢いよく噴出し、それでいてポップに仕立て上げる中毒性の高い作品を発表している。
 作品に溢れる鬱憤・発想・勢い・ポップ感・中毒性は、どこかで観た感、誰にでもある感、そして青臭さ・若さといった、ひとつの表現としては、ネガティブでノンオリジナルな印象を与えるのだが、若者には、作品の素直さが、素直に共感・評価されることが多い。
 誤解されやすい団体名の由来は、「悪いけど、芝居させてください。の略」と、とても謙遜している。

過去公演

悪い芝居vol.5 2007年8月
ベビーブームベイビー

同時多発会話の新しい形。
京都芸術センター舞台芸術賞2007ノミネート作品。
中央に日本家屋の居間があり、その周りを立体的に抽象的空間が取り囲む。
今では失踪した大家族の兄が十年ぶりに帰ってきた会話劇。
周りでは、現実味のないコント集が同時に行われる。
やがて周りのコントは居間の会話劇を批判し始め、居間の家族たちは結果、一家心中を図る。

悪い芝居vol.6 2008年4月
なんじ

海外旅行中に、武力組織に拉致・監禁されてしまった女の子と、その邦人拉致監禁事件のニュースで彼女の顔写真を見、一目ぼれしてしまった青年との、絶対に結ばれることのない、途方もない距離と愛の話。

女の子の安否は不明のまま、ネット上に監禁中と見られる女の子の動画がアップされる。
彼女の情報を得るためにパソコンに齧りつき、部屋から一歩も出られなくなった青年は、その動画を見て、自慰行為に励む。

悪い芝居vol.7 2008年10月
東京はアイドル

舞台は、東京ではない田舎町。
4つの空間が横長に配置され、その中で登場人物たちは生活をしている。

ただアルバイトに明け暮れる青年と、東京から都落ちして田舎に戻ってきた中年男性の関わり合いを軸に、「壁がある設定」といった演劇のルールを壊し、青年は4つの家の中を行き来し始める。
やがて、客席と舞台の壁をも取り壊し、客席に身を投げた青年は、観客に「つまらない」と呟く。

悪い芝居vol.8 2009年4月
嘘ツキ、号泣

無差別殺人の犯行予告をネットで見た少女が、犯行予告場所に喧嘩中の親友を誘い、親友は事件に遭う。
親友の死を乗り越え、悲劇の少女となった主人公は、罪の意識にかられる、という嘘をついて生きていくことを決意する。
数年後、被害者遺族の会の人間たちに、責任能力なし、無罪の決が下り出所した犯人の復讐に誘われる。
少女は、無差別な個人を犯人に仕立て上げ、遺族たちに殺害させる。無差別は、自分と他人を差別していることを、嘘と罪を重ねて証明していく少女の話。

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■公演情報

京都公演

【会場】ART COMPLEX 1928
【日程】2009年11月19日(木)〜23日(月) 8ステージ

19日(木) 19:00
20日(金) 14:00/19:00
21日(土) 14:00/18:30
22日(日) 14:00/18:30
23日(月) 15:00

開演45分前より受付開始。30分前より開場。

東京公演

【会場】王子小劇場
【日程】2009年12月11日(金)〜14日(月) 6ステージ

11日(金) 19:00
12日(土) 14:00/18:30
13日(日) 14:00/18:30
14日(月) 15:00

開演45分前より受付開始。30分前より開場。

スタッフ

【作・演出】山崎彬
【舞台監督】hige(BS-II)
【美術】東野麻美
【美術補】野崎勝教
【照明】西崎浩造
【音響】中野千弘
【衣裳】西岡未央
【衣裳製作補】有田小乃美
【小道具】大川原瑞穂
【宣伝美術】植田順平 山崎彬
【WEB】植田順平
【WEB協力】シバイエンジン
【写真】山口真由子
【演出助手・映像】鈴木トオル
【映像補】林海丸
【広報】四宮章吾
【制作】吉川莉早
【制作助手】谷口美樹
【制作協力】小林みほ
【特別協賛】セイコーエプソン株式会社
【共催】ART COMPLEX 1928
【企画・製作】悪い芝居
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■チケット

10月10日午前10時より予約受付開始!!

前売当日
一般2300円2800円
学生1500円2000円

★中高生割引 中高生は3人で3000円

※学生券・中高生割引をご利用の方は、当日受付にて学生証をご提示ください。
 ご提示の無い場合は一般料金となります。
※中高生割引は、3人全員が中学生または高校生である必要があります。
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■会場・地図

京都公演

http://www.artcomplex.net/ac1928/
075-254-6520
京都市中京区三条通御幸町東南角1928ビル3階

[阪急電車]河原町駅9番出口 北へ徒歩8分
[京阪電車]三条駅6番出口 西へ徒歩5分
[地下鉄東西線]市役所前駅5番出口 南へ徒歩3分
[地下鉄烏丸線]烏丸御池駅5番出口 東へ徒歩10分
[市バス4/205系統]河原町三条下車 西へ徒歩3分

東京公演

http://www.en-geki.com/
03-3911-8259
東京都北区王子1-14-4 地下1F

「王子」駅より徒歩5分。
JR京浜東北線は「北口」
東京メトロ南北線は「4番出口」
北本通りを直進。「一本堂」という薬屋の少し先、「鑑定倶楽部」の地下。
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■出演

山崎彬
四宮章吾
大川原瑞穂
吉川莉早
西岡未央
梅田眞千子
植田順平
山村哲也
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